「出会いが人生を豊かにする」
今回で20回目となる豊橋支部の市民講演会は、テレビのバラエティ番組などで活躍中の勝俣州和氏を講師に招いて開かれ、約450名の来場者が豊橋市公会堂を訪れました。
講演に先立ち、鈴木正豊橋支部長が、市民講演会をはじめ租税教室、税金クイズ、絵はがきコンクールなど法人会の社会貢献事業を紹介、今回のように皆さんに楽しんでいただける講演会を今後も開催していきたいと、語りました。
講演では、テレビ番組で共演した人たちとのエピソードと共に、その人から掛けられた印象に残る数々の言葉が紹介されました。また、自らの体験を交えつつ、運はどこにあるのか、その運をどのように使うのか、などが語られました。
青春時代が楽しかったのは、新しい人や新しいモノとの出会いが多かったと振り返り、いくつになっても好奇心と行動力を持って新しい仲間を見つけることが出会いとなり、そのことにより人生が豊かになるのではと語り、講演を締めくくりました。
テンポの良い軽妙な講師の語り口に会場に笑いがあふれる講演会となりました。
豊橋支部 税制改正等説明会
税制改正等説明会は、東三河法人会豊橋支部と東三河間税会が毎年合同で開催してきたもので、今回は約70名の会員が参加しました。
始めに、令和6年度税制改正のうち、法人税関係では、物価高に負けない構造的・持続的な賃上げの動きをより多くの国民に広げ、効果を深めるため「賃上げ促進税制」が強化されたことを説明されました。
次に、所得税関係では、「所得税・個人住民税の定額減税」が6月から実施されているため、説明会では、主に所得税の定額減税について、定額減税の対象となる人、定額減税額、月次減税事務など、「給与等の源泉徴収義務に係る令和6年分所得税の定額減税のしかた」を解説されました。
令和5年度豊橋支部総会開催
4月24日(水)、豊橋商工会議所において令和5年度の豊橋支部総会が開催されました。来賓には、石川美保子豊橋税務署副署長、中西隆一東海税理士会豊橋支部長らを迎えました。
議事に先立ち挨拶に立った鈴木正豊橋支部長は、コロナ禍から私たちの生活が日常に戻ったとはいえ、原材料費の高騰、光熱費の値上げなど厳しい状況が続いているとした上で、新年度を迎えて新たな気持ちで事業展開をしたいと語り、支部会員の一層の協力を呼びかけました。
議事では、昨年度の活動報告および決算と監査報告、今年度の収入予算と活動計画が審議され、満場一致で議案が議決、承認されました。
「足し算で生きる」〜困難を乗り越えるためのヒント〜
講師の笠井氏は、フリーアナウンサーとして活動を開始した直後「悪性リンパ腫」であることが判明、4ヶ月半の闘病生活を経て復帰し、現在では、フリーアナウンサー業に加え、自らの治療体験をもとにチャリティや啓発活動などで活躍されています。
がん患者でも見た目は重要
講演ではまず、がん告知を受けたときに講師が感じた絶望感と、がんであることを家族に伝えた際、落ち込んだ気持ちを奮い立たせてくれた家族の言葉を紹介、また、抗がん剤治療や4ヶ月半に及ぶ入院生活を、日々どのような過ごしたかを、時にユーモアを交えて披露しました。
また、令和時代の医療のキーワードとして、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)が紹介されました。 現在、多数のがん患者は日常生活を行いながら治療を受けており、入院生活や治療生活の質を上げることが必要と訴えました。 一例として、抗がん剤の副作用による脱毛では、メイクをしたりウィッグをつけたり、見た目を整えるアピアランスケアが重要、 見た目を整えると、それによって社会と向き合える、それが治療への意欲へつながるとしました。
がんになったから気づいたこと
最後に、東日本大震災の取材を通じて知り合った被災地の人たちとの交流や、自身の闘病生活で感じたことを通して、どんな困難な状況にあっても、その中で出会った少しでも良いことを拾い集めて、貯めていくと幸せになれるとして、そうしたことが困難を乗り越えるための精神的支柱になると、締めくくりました。
各支部総会
令和6年4月24日(水)豊橋商工会議所
令和6年4月30日(火)豊川商工会議所
令和6年4月16日(火)蒲郡商工会議所
令和6年4月23日(火)田原中部市民館
令和6年4月22日(月)休暇村伊良湖
豊橋支部 令和5年度第1回決算期別説明会 令和5年8月21日(月)
田原・渥美支部社会貢献事業(れんらくちょう配付)
「れんらくちょう」配布事業は、田原支部が平成4年から実施を始め、本年度で33年目を迎える伝統ある事業であり、現在は田原支部と渥美支部共同による社会貢献事業活動の一環として実施されています。
この事業では、小学校に入学する児童の皆さんへ税金の関心を高めてもらうため、田原市・愛知県の税金がどのように使われているかを解りやすく記載した「れんらくちょう」を作成し、配布しています。
なお、本年度も田原市内全域の小学新一年生全員を対象として、田原支部管内12小学校344名、渥美支部管内6小学校104名合わせて448名に贈呈しました。
この「れんらくちょう」は、学校と保護者間で教育活動の円滑化を図るため非常に役立っており、一年生が文字を学習して最初に使うノートでもあります。そのため、学校関係者や保護者からも好評価をいただいています。
令和6年3月14日(木)小嶋文雄理事より田原市立赤羽根小学校長の渡邉宏光校長へ寄贈
平成6年3月25日(月)石倉一造支部長より田原市立福江小学校の木田剛校長へ寄贈